第2回 IT戦略セミナー 感想文 

桃地セミナーの感想
北海鋪道株式会社  後藤 様
 2年前の桃地師匠(自称弟子)は、無知な私に衝撃的なカルチャーショックを与えてくれました。
ただ与えられた仕事をこなしていた私には公共事業の仕組み、産業の進化の仕組み、など知らないことばかりで大変に驚きました。 学校では教材が与えられますが、社会に出ると当然のことながら自ら求めない限り、与えられることはない世界です。
 このような中でこのセミナーは面白おかしくさらに分かりやすく、世の中の仕組みを学習することが出来、「目からウロコ」といった感がありりました。公衆の中で世の中の不条理を学習する機会は、日本人の気質からも、あまり企画されることはなかったのでしょう。景気か悪くなってくるとじわじわと需要がでできて、その空気を察知したごとく桃地師匠が登場したといったところでしょうか。
 私なりに師匠から教わったことを羅列すると次のようになりました。
1.日本の歴史的な推移により地域公共工事は必然的に1/4になる。
2.残る建設業は地域コミニュティの後ろ盾による建設サービス業である。
3.建設サービス業の構築は単独ではなく協働が不可欠で、さらに社会的信頼を必要とする。
4.協働のための情報処理、組織のリテラシーの向上のためにはITの有効利用が歴史的に不可欠となってきている。
5.企業の存在意義は、人々に感動を与えることなので、商魂を鍛えるべし。
 師匠の使用していない言葉を使用しなかったので異論が出そうですが、あえて私の言葉に変換してまとめてみました。

 しかしながら現実を考えるとき、長い間温床に育ってきた人間を意識改革するには、強烈な刺激、又は莫大な教育費と時間が伴ってきます。だけれども、すでに察知されて淡々と真正面から実行されている企業が存在しているのも現実です。これからの建設業はそこら辺を見極めながら、生き残りをかけてのビジョンとストラテジーが今後の課題だと思いました。また、師匠にあっては、これからもどんどん毒舌でいろんなことを分かりやすくご教授され、建設業の信頼回復に貢献していただきたいと思います。匿名希望:(自称弟子または信者より)

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